【アウトレットの理由】 商品化されたビアカップのデザインは黄色のバラでしたが試作品として青色も製作したのでアウトレットとしてご紹介させて頂きます。贈答品としてはお薦めできませんのでご自宅用としてご検討お願い致します。またアウトレット商品の為、輸送中の破損以外でのご返品・キャンセルは不可となります。 ※ご紹介中の作品写真は撮影用の作品となりますので実際お求め頂く作品と色の濃淡や絵柄の配置位置、金箔の割れ模様などに違いがございますことご了承お願い致します。 地ビールが美味しく飲めるカップが欲しくて 「日本のビールに合う和の趣溢れる器を創ってみたい」暑い日に一気に喉を潤し、喉越しを楽しむビールも実に美味しいものですが、日本庭園を見ながら柔らかな涼を感じながら畳の上でじっくりと楽しむ、そんなビールの楽しみ方に似合う器が欲しくなり、仲の良い轆轤師に依頼することになりました。求めたのは「適度な軽さ」そして350mlを2回(2杯目は少なめ)に分けて呑むことができる容量、そして「立ち過ぎない泡立ち」そんな条件を満たすボディが約半年をかけ完成しました。もちろんいつものことですが新作は必ず自分で試してからご紹介します。結論から申し上げますとイメージを遥かに超える出来栄えでした。「ビールを味わい尽くす」まさにそんな感じのビアカップです。一般的なビールではもちろん、ぜひ地ビール(クラフトビール)、プレミアムビールなどのちょっと贅沢なビールでお試し頂くことを強くお薦め致します。ふくよかで味わい深い贅沢な味と香りが口の中に溢れる感じをご体験下さい。 |
九谷焼において重要な役割を担っているのが各生産工程に携わる職人たちです。素地を成形する轆轤師、絵付を施す絵付師、特に九谷焼の場合は後者の絵付師の方々が多く仕事をされています。作品に型紙を当て、大体の当りをつけるだけで同じ絵柄を何枚も何枚も描くことができる熟練した技術の持ち主たちです。そんな重要な役割である職人も近年では後継者不足であり、後継者の育成が大きな課題となっています。表舞台に出ることが少ない職人ですが、日々、新しいデザインを研究しモノヅクリに挑む姿は、鬼気迫るものがあり、時代が求める「美しさ」を常に意識する感性には誇りを感じます。鍛錬に鍛錬を重ねた職人達の技術は世界に誇れる「技」だと思います。そんな職人の姿を作品を通してお伝えすることが私の使命であり、もっと多くの方々に職人の魂が込められた作品で感動や驚きを提供していきたいと思っています。 |
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