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前回の新作発表から約2年近く経ち「新作まだですか〜?」とのお声に少々申し訳なさを感じながら迎えた2016年夏、待望の新作が完成しました。しかもしかも、お客様からご要望の多かった赤色がメインのちび招き猫ちゃんが出来ました!で、ネーミングを考えたのですが思いつかず、見た目そのままに「赤い招き猫」とさせて頂きました。ここ最近の暑さで思考能力が下がっていることとは無関係でございます。さて、これまで赤色のちび招き猫ご要望が多かったにも関わらず作られなかったのには理由があります。一つは赤色を基調とした場合、あまりに赤が鮮烈過ぎて他の組み合わせる色が難しかった点、そしてなかなか気に入った赤に出逢えなかったことが理由となります。今回ようやく鮮烈な赤に黒を組み合わせることで納得のいく仕上がりが実現したので商品化することとなりました。あえて暑い季節に赤色を登場させることにも理由があります。風水的に赤色は最も強い色とされ生命力を高める力があると云われております。暑さでお疲れ気味な皆様の活力として、また視覚的に赤色は食欲増進効果をもたらすといわれております。夏バテで食欲減退な日々に刺激を与えてくれるはずです(多分)色々な説明を書きましたが結論から言えば僕自身、「赤」が大好きで赤にこだわり過ぎて商品化が遅くなったのが裏話的な事実であります。 |
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2000年3月より石川県の伝統工芸 九谷焼をインターネットで販売し始め約3年で伝統工芸のネットショッピングというモデルが構築できた頃、九谷焼業界の友人より、ある相談を受けました。「置物が売れない」当時、弊社も一般の方々に受け入れてもらい易い食器を中心に販売していた為、九谷焼の置物にはあまり力を入れておらず、相談を受けたものの「九谷焼の置物」の販売方法やニーズについては未知の世界でした。しかしながら九谷焼の置物の需要が減り、これまで培われてきた置物だけに用いられる彩色技法が途絶えることは伝統工芸の最悪の末路であると考え、まず自分自身で九谷焼の置物が持つ魅力を探るべく手始めに行ったのが自分自身で購入してみるということでした。偶然、前述の相談をしてくれた友人のお店に飾られていた身長約6cmの小さな招き猫に目が止まり、私にとっての初置物となった次第です。この招き猫との出逢いが事の始まりです。 |
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写真左:九谷焼の置物ならではの絵付技法、凸盛(でこもり)技法によってデコラティブな文様が施されています。 写真中:背面にもしっかりと盛(もり)技法で描かれています。まさしく猫背と呼ぶに相応しい丸みも魅力。 写真右:手乗りサイズの招き猫ですが絵付は大きな招き猫と変わらない精度で完璧に描かれています。 | ||||
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右手で招いている招き猫は「金運・財運」を招くと云われています。また左手で招いている招き猫は「人・ ご縁」を招くと云われています。挙げている手の意味を知って作品選びをされると作品への愛着も増し運命 の招き猫と出逢えるかもしれません。例えば開店御祝、起業御祝などの場合は右手を挙げている猫を、また 新築御祝、就職御祝などには左手を挙げている猫をお選びになられることをお薦めいたします。 ちなみに私が一番最初に購入したのは右手を挙げている招き猫でした。 | ||||
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作品のお取り扱い方法 乾いた布巾で軽くホコリを拭き取る程度でOKです。飾る場所の湿度や温度により絵具がくすんだ場合は濡らした布で軽く拭いて頂き、乾拭きで仕上げて頂けますと輝きが甦ります。直射日光に長く当たる場所に長年置いておきますと絵具の変色が起きますのでできるだけ直射日光は避けるようにお願い致します。置物を飾って頂く際には落下の可能性が低い設置場所をお薦め致します。特に座布団に置く場合はご注意下さい。 |
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■ お客様の大切なご感想
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ねろんねこ様 | 2016-11-17 |
友達の還暦のお祝いに赤い猫ちゃんを送りました。猫好きなので、とてもよろこんでくれました。 | ||
お店からのコメント
2016-11-22
ねろんねこ様 いつもご利用誠にありがとうございます。ご友人様への贈り物として
ちび招き猫ちゃんの新作をお選び頂けましたこと心より感謝申し上げます。 冬の近づきとともに気温が下がって参りましたのでお風邪などお召しになりませんよう お体には気をつけて下さい。いつもありがとうございます。 |