【アウトレットの理由】 長期保管されていた作品となりますため外箱に汚れがあります。ご贈答品としてはお薦めできません。またアウトレット商品の為、輸送中の破損以外でのご返品・キャンセルは不可となります。 銀箔の輝きで魅せる色彩の艶 お酒は量が飲めれば楽しかった若かりし頃、それが30代になり味にこだわるようになり色々な銘柄を呑む事が楽しいと思えるようになる、30歳半ば、酒の器に興味がわき、まずぐい呑を集め始めた。そして40歳が間近になった今、良い酒を徳利に移し入れ、ちびちびと呑む時間がとても楽しく思えるようになった。「日本酒を徳利と盃で呑む」これが酒を呑む基本的な流儀(作法)なのかもしれない。ただ酔うのではく、そこに旨い肴と気の合う話し相手、そして良い酒と器揃い。その全てがあって初めて「日本酒を呑む時間」が至福の時間へと変わるのだと今、思う。日本酒を心から楽しむ為の素晴らしい道具、それが徳利と盃ではないでしょうか。 |
九谷焼において重要な役割を担っているのが各生産工程に携わる職人たちです。素地を成形する轆轤師、絵付を施す絵付師、特に九谷焼の場合は後者の絵付師の方々が多く仕事をされています。作品に型紙を当て、大体の当りをつけるだけで同じ絵柄を何枚も何枚も描くことができる熟練した技術の持ち主たちです。そんな重要な役割である職人も近年では後継者不足であり、後継者の育成が大きな課題となっています。表舞台に出ることが少ない職人ですが、日々、新しいデザインを研究しモノヅクリに挑む姿は、鬼気迫るものがあり、時代が求める「美しさ」を常に意識する感性には誇りを感じます。鍛錬に鍛錬を重ねた職人達の技術は世界に誇れる「技」だと思います。そんな職人の姿を作品を通してお伝えすることが私の使命であり、もっと多くの方々に職人の魂が込められた作品で感動や驚きを提供していきたいと思っています。 |
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