加登明雄 九谷焼 飾絵皿 鳳凰(WAZAHONPO-52039)

価格: ¥82,500 (税込)
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九谷焼 飾絵皿 鳳凰 加登明雄


伝統的な九谷焼のスタイルを忠実に守り描き続ける作家、加登明雄(かとうあきお)氏。九谷焼の特徴でもある九谷五彩(くたにごさい)と呼ばれる、紺青、赤、黄、緑、紫の色合いを大切にし、古九谷風のデザインを丁寧に丁寧に描かれた作品からは繊細な線描き、重厚な色合い、卓越した構図、それらが絶妙なバランスで醸す最上の雰囲気を感じることができます。個人的な意見になりますが最も古九谷の雰囲気を描き出せる職人気質溢れる作家だと思います。歴史の中で変わらず描かれ続けてきた九谷焼らしさを体感できる作品が魅力です。
飾り絵皿は鑑賞用として製作されていますので食器としてのご使用はご遠慮下さい。

【主な陶歴】昭和17年生まれ
第8回・第11回 日工会展会員賞受賞
第57回 現代美術展加賀市長賞受賞






九谷焼作家とは「作家もの」と呼ばれる展覧会等で高い評価を得ながら自身の作品の美術的価値を高めていく九谷焼作家として作られる作品です。作家ものは一般商品とは性質が異なり、あくまでも美術品、アート的な要素が強い作品群となります。偶然、目にした作風に一目惚れすることや、作家個人の作品に対する想いに共感したりと、お気に入りの作家ものと出会う理由は様々かと思います。基本的には一人のアーティストの表現の形となりますので対象となる作家それぞれのファンになる形でご支援頂けることが個々の作り手の励みとなります。皆様のご支援や応援が世界での活躍、また人間国宝や文化勲章等の最高峰の栄誉を得るプロセスの大きな要因となります。ぜひ応援頂ける九谷焼作家を見つけて頂けましたら幸いです。和座本舗は将来性のある作家を厳選し紹介していきたいと考えています。







九谷焼の一般的なイメージは「派手な焼物」と言われる事が多い。まさにその通りだと思います。三百五十年以上も前に、この石川県の地で焼物が作られたが鉄分を多く含む陶石を使っていたことからその性質上、真白な色の焼物にならず見栄えを良くする為に絵が描かれた事が九谷焼のルーツだと伝えられています。九谷焼は彩色することにより焼物に価値を見出したのです。以降、加賀百万石、前田家の豪放華麗な文化の中で、その加飾技術は磨き上げられ今日の絢爛豪華な作品の数々が生み出されました。そして明治期に輸出用の作品として贅沢に金を用い描かれた作品が現代の九谷焼の「派手」なイメージの基になっていることは間違いありません。もちろん九谷焼の中にも染付(藍と白)で描かれたシンプルな作品も多々あります。しかし最近になり感じるのは九谷焼の派手過ぎるくらいの彩色が持つデザインの強さ、近年、無駄はできるだけ省きシンプルを求めるデザインが多い中で、この九谷焼の無駄とも思えるくらいの加飾(かしょく)あえて過色(かしょく)とも言い替えることができる過度なまでのデザインには華やかな日本の文化を垣間見る事ができると思えるようになりました。JAPAN KUTANI、明治期、世界が賞賛したのは原色鮮やかで煌びやかな九谷、その華やかな色絵の文化こそ九谷焼が持つ最大の魅力だと思います。





作品のお取り扱い方法

乾いた布巾で軽くホコリを拭き取る程度でOKです。飾る場所の湿度や温度により絵具がくすんだ場合は濡らした布で軽く拭いて頂き、乾拭きで仕上げて頂けますと輝きが甦ります。直射日光に長く当たる場所に長年置いておきますと絵具の変色が起きますのでできるだけ直射日光は避けるようにお願い致します。
作家 加登明雄(かとうあきお)
素材 磁器
サイズ 径 約31.0cm
外装 桐箱
備考 皿立付


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