武腰一憲 九谷焼 花瓶 シルクロード行 帰路(WAZAHONPO-52018)

価格: ¥275,000 (税込)
数量:

返品についての詳細はこちら

レビューはありません

九谷焼 花瓶 シルクロード 武腰一憲

武腰一憲(たけごしかずのり)円熟味を増し武腰ブルーと呼ばれるエキゾチックな色彩の作風は更なる高みを極めようとしています。「いっけんさん」と親しみを込め仲間内から呼ばれる姿は物腰柔らかで優しい雰囲気、しかし絵付作業をするその姿は鬼気迫るものがあります。独自の感性を磨き続け、新たな九谷焼の色彩美を追求し続ける姿勢からは次世代の九谷焼の歴史を背負う覚悟を垣間見ることができます。人物のシルエット、風景の陰影、時間の流れを感じることができる色彩感、どれをとっても際立つ美しさです。
※花瓶を置く場合は敷布などを敷いて頂きますと接する面に傷をつける事を防ぐ事ができます。

【主な陶歴】昭和31年生まれ
平成7年伝統九谷焼工芸展 大賞
平成16年・20年・24年日展審査員
平成25年日展評議員就任
平成26年第53回日本現代工芸美術展 文部科学大臣賞受賞





九谷焼作家とは「作家もの」と呼ばれる展覧会等で高い評価を得ながら自身の作品の美術的価値を高めていく九谷焼作家として作られる作品です。作家ものは一般商品とは性質が異なり、あくまでも美術品、アート的な要素が強い作品群となります。偶然、目にした作風に一目惚れすることや、作家個人の作品に対する想いに共感したりと、お気に入りの作家ものと出会う理由は様々かと思います。基本的には一人のアーティストの表現の形となりますので対象となる作家それぞれのファンになる形でご支援頂けることが個々の作り手の励みとなります。皆様のご支援や応援が世界での活躍、また人間国宝や文化勲章等の最高峰の栄誉を得るプロセスの大きな要因となります。ぜひ応援頂ける九谷焼作家を見つけて頂けましたら幸いです。和座本舗は将来性のある作家を厳選し紹介していきたいと考えています。






九谷焼の一般的なイメージは「派手な焼物」と言われる事が多い。まさにその通りだと思います。三百五十年以上も前に、この石川県の地で焼物が作られたが鉄分を多く含む陶石を使っていたことからその性質上、真白な色の焼物にならず見栄えを良くする為に絵が描かれた事が九谷焼のルーツだと伝えられています。九谷焼は彩色することにより焼物に価値を見出したのです。以降、加賀百万石、前田家の豪放華麗な文化の中で、その加飾技術は磨き上げられ今日の絢爛豪華な作品の数々が生み出されました。そして明治期に輸出用の作品として贅沢に金を用い描かれた作品が現代の九谷焼の「派手」なイメージの基になっていることは間違いありません。もちろん九谷焼の中にも染付(藍と白)で描かれたシンプルな作品も多々あります。しかし最近になり感じるのは九谷焼の派手過ぎるくらいの彩色が持つデザインの強さ、近年、無駄はできるだけ省きシンプルを求めるデザインが多い中で、この九谷焼の無駄とも思えるくらいの加飾(かしょく)あえて過色(かしょく)とも言い替えることができる過度なまでのデザインには華やかな日本の文化を垣間見る事ができると思えるようになりました。JAPAN KUTANI、明治期、世界が賞賛したのは原色鮮やかで煌びやかな九谷、その華やかな色絵の文化こそ九谷焼が持つ最大の魅力だと思います。




作品のお取り扱い方法

九谷焼の花瓶は飾り花瓶としての要素が強いのでお花を飾るよりも、花瓶単体を飾って頂くことをお薦め致します。もちろんお花も飾って頂けますので、花瓶の絵柄がお花の雰囲気を邪魔してしまう場合は花瓶の裏面を正面に向ける事でシンプルな花瓶としてお使い頂けます。花瓶を置く場合は敷布などを敷いて頂きますと接する面に傷をつける事を防ぐ事ができます。
作家 武腰一憲(たけごしかずのり)
素材 磁器
サイズ 径 約15.0cm 高 約31.0cm
外装 桐箱
備考 -


カレンダー
  • 今日
  • 定休日

九谷焼 アウトレット

九谷焼 和グラス

九谷焼 凸盛縁起物シリーズ

和座本舗のちび招き猫シリーズ

インスタグラム

ページトップへ