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九谷焼 専門店 和座本舗受賞歴

九谷焼 豆皿セット 時代絵(WAZAHONPO-50032)


手の平サイズの小さな小皿。食卓に必ずと言っていいほど欠かせない食器です。九谷焼の小皿は、その小さな器をキャンパスに色とりどりに彩色する華やかなデザインからシンプルを極めるものまで多種多様なバリエーションがあり、毎日の食卓をデコレートする器としては、とても使い勝手の良い作品が揃っています。伝統的な画風の作品を洋風なお料理で、またモダンなデザインの作品を和食と合わせて、テーブルの上で様々なアクセントとしてご活用頂けましたら幸いです。大切なお客様をお迎えした時に、小さなお皿の中で古き良き日本の伝統を感じて頂くこともちょっとしたおもてなしの心だと思います。コンパクトに収まる小皿はご結婚の引き出物、また各種記念品としても人気の作品となっております。






九谷焼の一般的なイメージは「派手な焼物」と言われる事が多い。まさにその通りだと思います。三百五十年以上も前に、この石川県の地で焼物が作られたが鉄分を多く含む陶石を使っていたことからその性質上、真白な色の焼物にならず見栄えを良くする為に絵が描かれた事が九谷焼のルーツだと伝えられています。九谷焼は彩色することにより焼物に価値を見出したのです。以降、加賀百万石、前田家の豪放華麗な文化の中で、その加飾技術は磨き上げられ今日の絢爛豪華な作品の数々が生み出されました。そして明治期に輸出用の作品として贅沢に金を用い描かれた作品が現代の九谷焼の「派手」なイメージの基になっていることは間違いありません。もちろん九谷焼の中にも染付(藍と白)で描かれたシンプルな作品も多々あります。しかし最近になり感じるのは九谷焼の派手過ぎるくらいの彩色が持つデザインの強さ、近年、無駄はできるだけ省きシンプルを求めるデザインが多い中で、この九谷焼の無駄とも思えるくらいの加飾(かしょく)あえて過色(かしょく)とも言い替えることができる過度なまでのデザインには華やかな日本の文化を垣間見る事ができると思えるようになりました。JAPAN KUTANI、明治期、世界が賞賛したのは原色鮮やかで煌びやかな九谷、その華やかな色絵の文化こそ九谷焼が持つ最大の魅力だと思います。






古くは献上品として極一部の限られた方々だけに使われてきた九谷焼ですが明治期以降、海外への輸出や日常の食器として需要が増えたことにより、素地の量産技術や絵具の改良によって、低コストで生産できるようになった。しかし低コストや大量生産は地方産地の生産能力を遥かに超え、次第に粗悪な品物も出回るようになりました。この時代の影響で一時は九谷焼=粗悪品というイメージがあったのも事実です。

そんな時代を危惧し新たに精度が高く品質の良い九谷焼の開発を行った結果、現在の「上絵転写技術」が確立されました。幾つもの丁寧な工程を行うことにより伝統的な色彩や雰囲気を見事に再現する現代の転写製品は、九谷焼の中でも一つの「技術」として認められるようになりました。

写真左上から順に工程をご紹介させて頂きます。まずはデザインを行うところから始まりますが、これは手描きで丹念に行います。この時に筆圧や擦れなども忠実に再現されるため慎重な作業となります。下書きしたシートをパソコンに取り込み黒の部分だけを抽出して元となる線の原稿を作ります。その上に色を付けていきます。1色につき複数枚のレイヤーを重ね手描きに近い雰囲気の原稿に仕上げていきます。原稿をレイヤー数だけモノクロのフィルムとして出力します。それを細かなメッシュの版に手で乳剤をかけたものに貼り付け光を当てます。すると画像のように色のついた部分だけが抜けた版になります。正規の版は機械で刷り始めて完成させるのに1種類の転写紙につき約3日〜5日ぐらいかかります。それを手作業によって白地に張り付けていきます。1パーツづつ丁寧に貼り付けていきます。洋食器の転写紙に比べかなり厚い紙になるので張り付ける作業にはかなりの技術を要します。ヘラで気泡と水分を取り除きながら同時に皺を伸ばして貼っていきます。

九谷焼の転写を貼る技術はある意味、手で色を塗ると同等に高度なテクニックを要し技術習得には何年も必要とします。

上記のうような工程の末に完成する九谷焼の転写作品は精度の高さ発色の美しさは世界レベルであると言えます。更に転写技術でしか表現できない新しい「美しさ」の表現も可能となってきました。現代のライフスタイルの中に三百五十年以上継承されてきたデザインを取り入れてお楽しみ頂ければ幸いです。

技術解説協力:株式会社青郊





作品のお取り扱い方法

磁器の器ですので、特別なお手入れの必要はございません、絵付の美しさ保持の為、食器洗浄機でのご使用はご遠慮下さい。絵付部分はできるだけ他の器に触れないように置いて頂きますと傷がつきにくく最良の状態で長くお使い頂く事ができます。洗浄後は十分乾かしてからご収納下さい。

作品によりましてはカンニュウと呼ばれる焼物特有の細かいヒビがある為に長くご使用頂いておりますと変色する場合がございます。焼物の味わいでもありますが食器用漂白剤をお使い頂く事でご使用前の状態に近づける事ができます。
窯元 -
素材 磁器
サイズ 径 約10.0cm
外装 化粧箱
備考 5枚1セット デザイン転写使用
洗浄 絵付部分の美しさ保護の為、食器洗浄機はご遠慮下さい
注意事項 金もしくは銀を使用している為、電子レンジではご使用頂けません

九谷焼 豆皿セット 時代絵(WAZAHONPO-50032)

価格:

5,400円 (税込)

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